幼児期から育む「考える力」

2021年以降、教育の現場では知識や技能を重視する考えから思考力・判断力・表現力を重視する考えへとシフトしました。大学のセンター試験や義務教育中のテスト内容なども比重を大きく変えています。幼児期から子供の「考える力」を伸ばすために大人はどのような関わりをすればいいのでしょうか?

「遊び込む」ことが「学びに向き合う力」を創造する

べネッセ教育総研の調査結果において見えてきたのは幼児期の「遊び込む経験」が重要だということです。子供が自ら主体的に「考える」ためには「学びに向き合う力」が必要となります。遊びを通して育む協調性や創造力、好奇心や自己表現力などはそのまま学びに向き合う姿勢へとつながっていくのです。

幼児期の経験は子供の未来にとって貴重な財産となります。大人は遊びの場を積極的に提供しましょう。